ナガタニ電子書籍リーダーって、本当に必要なのだろうか。
小説ならスマホで読める。
漫画ならタブレットで読める。
わざわざ「本を読むためだけの端末」を買う必要、ある?
そんなことを思いながら長らく購入を見送っていたのですが、今回ついに楽天Koboの電子書籍リーダー「Kobo Clara BW」を購入しました。
結論から言うと、もっと早く買えばよかった。
購入から約1週間。
主に通勤電車の行き帰りと寝る前、1日1時間程度使っていますが、今のところ本当に文句がありません。
この記事では、スマホやタブレットでも電子書籍を読んでいた私が、実際にKobo Clara BWを1週間使って感じたことをまとめます。
購入したのはKobo Clara BWと純正カバー
今回購入したのは、楽天Koboのラインナップではエントリーモデルにあたる「Kobo Clara BW」
あわせて、純正の手帳型カバーも購入しました。
カラー表示や大画面、物理的なページ送りボタンなどはありません。
目的はシンプル。
通勤電車で小説やエッセイを読むこと。
これだけです。
漫画や雑誌については、もともと1万円ほどで購入したAndroidタブレットを自宅で使っています。
タブレットは漫画を読むには非常に快適。
ただ、毎日の通勤に持ち歩くかと言われると、そこまでしたくない。
そこで小説はスマホのKoboアプリで読んでいたのですが、スマホの容量も使いますし、そもそもスマホで読書をしていると他のアプリも気になります。
「本を読むだけの小さくて軽い端末があればいいのでは?」
と思い、Kobo Clara BWを購入しました。
結果、これが大正解でした。
ちなみに私が購入したのは、Kobo Clara BW本体+コバルトブルーのベーシックスリープカバーです。
カバーまで付けると少し価格は上がりますが、実際に1週間使った今は、この組み合わせで買ってよかったと思っています。
Kobo Clara BWを1週間使って感じたメリット
とにかく軽い。本当に軽い
まず驚いたのが、軽さです。
Kobo Clara BW本体の重量は約174g。
数字だけ見ると「スマホくらいか」という感じなのですが、実際に持つと思っていた以上に軽い。
感覚的には、



これ、普通の文庫本より軽くない?
と思うレベルです。
もちろん本によりますが、厚めの文庫本を持ち歩くことを考えると、Kobo一台に何冊も入れて持ち運べるのはかなり快適。
カバンに入れてもほとんど負担になりません。
電子書籍リーダーを買って最初に感動したのは、画面でも機能でもなく、この軽さでした。
満員電車でも片手で読める
そして、この軽さが通勤電車で抜群に効きます。
私は主に行き帰りの電車で使っていますが、座れなくても普通に読めます。
片手で本体を持って、そのまま親指で画面の端をタップするだけで、ページがめくれる。
紙の本の場合、片手だけで本を開いた状態を維持するのは意外と面倒です。
スマホなら片手で読めますが、今度は通知やほかのアプリが目に入る。
Koboなら、
片手で持つ → ページをめくる → 読む。
これだけ。
満員電車で立っているときでもストレスがありません。
これは実際に通勤で使ってみて、一番「買ってよかった」と感じている部分かもしれません。
「目が疲れにくい」は本当だった
電子書籍リーダーについて調べると、
「E Inkだから目が疲れにくい」
という話がよく出てきます。
正直、買うまではそこまで期待していませんでした。
しかし実際に見てみると、スマホや普通のタブレットとはかなり違います。
なんというか、
画面に文字が表示されているというより、薄い板の上に文字が乗っているような不思議な見え方。
初めて見ると、ちょっと面白いです。
スマホの液晶のように、画面そのものがこちらに向かってギラギラ光っている感覚がありません。
それでいて文字はくっきりしていて、視認性は高い。
電車でしばらく読んでも、スマホを長時間見たときのような疲れを今のところほとんど感じません。
「読書専用端末って、こういうことなのか」と初めて納得しました。
動作がもっさり?私はまったく気にならない
Koboを購入する前にレビューを見ていると、
「動作がもっさりしている」という意見も目にしました。
これも少し心配していたのですが、私はまったく気になっていません。
確かに初期設定やライブラリを操作しているときなど、iPhoneのようなヌルヌルした動きを期待すれば違います。
でも、そもそも比較対象をiPhoneにする必要がない。



これは、本です。
比較対象は、リアル文庫本。
本を開いて、ページをめくる。
その用途では何の不満もありません。
むしろ私が使っている格安Androidタブレットと比べても、読書中に「遅いな」と感じる場面は特にありませんでした。
電子書籍リーダーなので、ゲームをしたり動画を見たりするわけではありません。
本を読む端末として必要な速度は十分。
1週間使った現在の感想はこれです。
バッテリーが全然減らない
これもかなり衝撃でした。
購入してから約1週間。
通勤の行き帰りと寝る前を中心に、平均すると1日1時間程度は使っていると思います。
しかし、
まだバッテリー表示はほぼフルのまま。
もちろん使用時間やライトの明るさ、Wi-Fiの利用状況などによって変わりますが、少なくともスマホやタブレットの感覚とはまったく違います。
毎晩、「充電しないと」と考えなくていい。
これだけでも読書端末としてかなり優秀です。
スマホ、スマートウォッチ、イヤホンなど、ただでさえ毎日の生活には充電する物が増えています。
そこにもう一つ「毎日充電する端末」が増えなかったのはありがたい。
むしろ今のところ、
次にいつ充電することになるのか見てみたい。
そんな状態です。
Kobo Clara BWで漫画は読みにくい?普通に読めました
Kobo Clara BWについて調べていて、もう一つ気になっていたのが漫画です。
画面サイズが6インチなので、
「漫画には小さい」
「文字が読みにくい」
という意見も見かけましたが、果たして実際どうなのか。
基本小説専用とするとはいえ、せっかくなら漫画も読めたらそれはそれで嬉しい。
と、いうことで普段漫画を読んでいるAndroidタブレットと並べてみました。


左が普段漫画を読んでいるAndroidタブレット。
右がKobo Clara BWです。
※比較に使用しているのは『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜(7)』
当然ながら、画面サイズにはかなり差があります。
ではKoboで漫画が読めないかというと、私は全然そんなことありませんでした。
なんなら普通に読めます。
もちろん大きなタブレットのほうが見やすいのは間違いありません。
でも、Kobo Clara BWの大きさを見ていて思ったのが、



これ、文庫版の漫画だと思えば普通では?
ということ。
紙の漫画だって、必ずしも巨大な画面で読んでいるわけではありません。
6インチだから漫画は絶対に無理、というほどではないと思いますが、
ここはかなり個人差がありそうです。
漫画の拡大縮小はタブレットのほうが快適
ただし、漫画について一つだけ明確に差を感じる部分があります。
拡大縮小です。
Koboでも拡大して読むことはできますが、スマホやタブレットのようなシームレスな操作感を期待しないほうがいいです。
細かい文字を頻繁に拡大したい漫画であれば、やはりタブレットのほうが快適。
私の場合、
- 自宅で漫画をじっくり読む → Androidタブレット
- 通勤中に小説を読む → Kobo
- Koboで購入済みの漫画をそのまま読む → 必要ならKoboでも読む
くらいの使い分けになりそうです。
ただ、購入前に心配していたほど「漫画が読めない端末」ではありませんでした。
純正カバーは個人的にはほぼ必須
本体と同時に純正の手帳型カバー「Kobo Clara Colour/BW専用 ベーシックスリープカバー(コバルトブルー)」も購入しましたが、これも買ってよかった。
というより、一度この使い方をしてしまうと、カバーなしに戻りたくありません。
蓋をパタンと閉じる。
それだけでスリープ。
読みたくなったら開く。
すぐに読書を再開できます。
本物の本を閉じたり開いたりする感覚に近く、非常に自然です。
画面の保護にもなりますし、私は本体だけ買うよりも手帳型カバーとのセットをおすすめしたいです。
もちろんカバーを付ければ、そのぶん本体のみより重量は増えます。
それでも、今のところ持ち運びで「重い」と感じたことは一度もありません。
むしろ、この軽さならカバーを付けてちょうどいいくらいに感じています。
私が使っているベーシックスリープカバーは、蓋の開閉に連動してスリープ/復帰してくれるタイプ。
本体を買うなら、個人的にはカバーまでセットで揃えるのがおすすめです。
Kobo Clara BWのデメリットは?
レビュー記事なので、悪いところも書きたい。
書きたいのですが……。
購入から1週間の時点では、本当に大きな不満がありません。
あえて挙げるのであれば、
- 漫画の拡大縮小はスマホやタブレットほど滑らかではない
- カラー表示はできない
- スマホのような高速な操作感を求める端末ではない
このあたりでしょうか。
ただ、どれも「Kobo Clara BWに求めていたこと」ではないため、私にとってはほとんどデメリットになっていません。
カラー漫画を大画面で読みたいなら、そもそも別の端末を選んだほうがいい。
動画を見たいならタブレットを使えばいい。
スマホのように何でもできる必要はありません。
小説や漫画を読む。
それに特化しているからこそ、軽くて、電池が長持ちして、読書に集中できる。
使ってみると、この割り切りこそ電子書籍リーダーの良さなのだと思いました。
スマホで読めるからKoboはいらない?使ってみると別物だった
購入前の私は、
「小説ならスマホのKoboアプリで読めばいいのでは?」と思っていました。
実際、それでも本は読めます。
しかし1週間Kobo Clara BWを使った今なら、
スマホで電子書籍を読むことと、Koboで電子書籍を読むことは結構違うと言えます。
軽い。
片手で読める。
通知が来ない。
目が疲れにくい。
電池がほとんど減らない。
そして、本を読むこと以外ができない。
最後の部分が意外と重要でした。
スマホを開けば、SNSもブラウザもYouTubeもありますが、Koboを開いたら、本を読むしかありません。
だから自然と続きを読む。
私の場合は、通勤時間と寝る前の時間が、そのまま読書時間になりました。
電子書籍リーダーに2万円以上出すことには、購入前までかなり迷っていました。
それでも1週間使った現在の感想は変わりません。
買って後悔なし。
というより、
もっと早く買えばよかった。
通勤中に本を読みたい。
でもスマホで読むのはなんとなく疲れる。タブレットを毎日持ち歩くのは重い。
そんな人には、Kobo Clara BWはかなり相性のいい端末だと思います。
まだ使い始めて1週間なので、今後気になる点が出てきたらこの記事にも追記していく予定です。
今のところは、本当に文句なし。
毎日の通勤で使う物として、久しぶりに「買ってよかった」と思える買い物になりました。










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