
楽天、Vポイント、dポイント、Pontaが四天王なんじゃないの?
そう、これらはいわゆる「共通ポイントの四天王」です。
共通ポイントとは、特定のお店だけでなく、いろんな場所・シーンで使える便利なポイントのこと。上記4つはまさにその代表格で、世間での認知度も利用率もトップクラス。さらにPayPayポイントも猛追中。ポイント経済圏の争いは、今や熾烈です。
そんな中、少しだけ存在感が控えめな「JREポイント」。
でも、これ――「JR東日本の沿線に住んでいたり、よく利用する方には超有能なポイント」なんです。
・JR東日本沿線に住んでいて、日常的に電車に乗る
・旅行などでたまに新幹線を使うことがある
・通勤・通学でJRを使っている
・鉄道が好き!という方
ひとつでも当てはまる方、なんなら「ちょっと当てはまるかも」くらいの方も、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
JREポイントとは?
JREポイントは、JR東日本グループのサービスを利用することで貯まるポイントです。
そのため、使えるのもJR系のサービスが中心。
一見すると「使い道が限定されそう?」と思われがちですが、「実は“最強の使い道”がある」んです。それは後ほど紹介します。
JREポイントのメリット
ポイントが日常でザクザク貯まる!
JREポイントの貯め方はざっくり以下の通りです。
とくに注目してほしいのが「電車に乗るだけでポイントが貯まる」という点。
定期区間外に乗車したとき、という制限こそつきますが、
乗車するだけで、運賃の0.5%が還元されます。さらに、モバイルSuicaでの乗車なら、なんと2%還元!
これって、普通のポイントサービスと比べてもかなり高還元です!

「定期区間外の乗車しないし…」
そんな方もご安心を。
定期券の購入をJRE系のクレジットカードで支払えば、それだけでポイントが貯まります。
さらに、普段定期を使わない方向けには、
回数券的な使い方ができる乗車回数連動型のポイント還元もあります。
JR東日本は、北は青森県から、静岡県の熱海、長野県の松本、新潟県の糸魚川など、非常に広範囲をカバーする路線網です。
日常生活ではなかなか定期区間外に乗ることはないかもしれませんが、ちょっとした休日のお出かけや旅行など、気づいたらJR東日本に乗っているなんてことは多々あります。
つまり、「電車に乗っているだけで、自然にポイントが貯まる仕組み」は、最強なんです。
おすすめの組み合わせ:ビックカメラSuicaカード × モバイルSuica
JREポイントは、他のポイントと同じように、クレジットカード決済でも貯まります。
その際に使うのが「VIEWカード」です。
その中でも私が推すのは「ビックカメラSuicaカード」です。
通常利用で、JREポイントが0.5%還元、そしてビックカメラポイントも0.5%還元で、合わせて1.0%還元されます。
通常のViewカードはJREポイントの0.5%還元だけが基本なので、これだけでちょっとお得です。

「ビックカメラあんまり行かないけど…」
という方も問題なし。実はこのカード、還元率もそうですが、「実質年会費無料」で持てるのが最大のメリットなんです。
年間一回以上のご利用で、翌年の年会費が無料、と記載してあります。
これはSuicaへのチャージも含まれますので、基本の使い方は以下の通りです。
- ビックカメラSuicaカードでモバイルSuicaにチャージ
- 日々の買い物・電車利用はモバイルSuicaで支払う
ViewカードからモバイルSuicaへのチャージは、特約店扱いでポイント還元率が3倍になります。
つまりこのルートでJREポイントが「1.5%還元」。(※ビックカメラポイントは還元なし)
これは楽天カード(通常1%)より高いです。
Suicaは駅ナカ・コンビニ・飲食店など、街中でも使えるシーンがとても多いため、無理なく“生活決済を一本化”できます。
JREポイントの使い道
では、貯めたJREポイントの使い道についても解説していきます。
1ポイント=1円でSuicaにチャージ
とてもシンプルに使える王道パターン。
ポイントをSuicaにチャージして、また電車に乗る・買い物をする。
無駄なく、スムーズなサイクルが回せます。
最初にモバイルSuicaとJREポイントの連携だけしておけば、あとはSuicaを“ピッ”と使うだけでOK。
この手軽さが他の共通ポイントにない魅力に一つです。
豪華な特典との交換も可能
貯めたJREポイントを使って、以下のような特典とも交換できます。
- 東京ステーションホテルのランチ
- ゴールドラウンジの入場券
- Suicaペンギンオリジナルグッズ
これら景品への交換は、1pt→1円のレートを切ることも多く、金額的には多少“損”する場合もありますが、「ポイントだからこそ手が出せる」ちょっと贅沢な体験に変えられます。
おすすめは東京駅のステーションホテルのランチやデイナー券。
東京駅の構内にある由緒正しいホテルですが、なかなか自分でディナーを探す時に候補に挙がってきづらい価格帯、立地なので、このようなポイントで交換できるのはとても良い機会です。
ラウンジ、レストランも3種類ほどから選べます。
この、自分で買ったではなく、“もらえた”という感覚は、幸福度的にはすごく大事なんですよね。
最強の使い道:どこかにビューーン!!
これ、JREポイントの最強の使い道です。間違いなく革命的。
正直、初めて知ったとき「え、これ本当に?バグじゃないの?」と疑いました。
というのも、JREポイント6,000pt(=約6,000円相当)で、新幹線の往復チケットが手に入るんです。しかも、乗車券付き。特急券だけじゃないんです。
つまり、往復6000円で、東京から青森まで旅行できてしまうということです。
JR東日本が提供する正式なサービス「どこかにビューーン!」、これはかなりの衝撃です。
■ サービス概要をざっくり解説
- 行き先はランダムに4候補が出て、そこから“自動でどれか1つ”に決まる
- 出発時間帯も、細かくは指定できません(午前・午後などざっくり)
- 対象区間は東京・上野・大宮発着を指定し、JR東日本管内の新幹線停車駅(新青森、秋田、新潟、山形など)まで
つまり、「東京から新青森」のような通常なら1万9,000円以上かかる新幹線往復チケットが、6,000ptで乗れてしまう。これはもう破格、というか破綻レベルのコスパ。
■ 多少の制約はあるけど…
たしかに、完全に自分の好きな場所・時間を選べるわけではないです。
…と、いくつか制約はあります。でも、逆にこの「どこに行けるかわからないワクワク感」が、このサービスの醍醐味でもあるんですよね。
旅行先を自分で決めず、ポイントの力に任せて旅に出る。
非日常を楽しむってこういうことかもしれません。
■ 実際の使い方イメージ
たとえば…
- 週末にふらっと旅したい
- 家族でお得に新幹線旅行したい
- 一人旅の行き先を“運任せ”にしてみたい
そんなとき、「どこかにビューーン!」でJREポイントを使えば、数千円で新幹線旅行が実現します。
1pt=1円でSuicaチャージも便利ですが、このサービスの価値はそれを凌駕します。
新幹線の乗車券込みで6,000ptは、どう考えてもコスパが異常です。
ポイント交換というより、ポイントで冒険ができるという体験型ポイ活とでも言うのでしょうか。
しかしこの「どこかにビューーン!」の登場で、
JREポイントは“旅好きな人すべてにおすすめできるポイント”に進化したと言っても過言ではありません。
まとめ
JREポイント、地味なようで実はとてもパワフルなポイント制度です。
特にJR東日本沿線に住んでいる方、よく利用する方にとっては、使わない理由が見当たりません。
共通ポイント四天王に比べれば、少しマイナーな存在かもしれません。
でも、うまく活用すれば“自分だけの最強ポイント”に変わります。
ぜひこの機会に、JREポイントの世界をのぞいてみてください!
\ VIEWカードの詳細はこちら /
https://www.jreast.co.jp/card/