
「JCBオリジナルって、なんかカッコいいよね……」
そんな曖昧な理由で、ちょっと憧れちゃう。
今回は、日本で唯一の国際クレジットカードブランド「JCB」が発行するプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」について、あくまで個人的視点100%で語ります。
JCBオリジナルシリーズってどんなカード?
JCBオリジナルシリーズは、楽天やイオンなどの「提携カード」とは違い、JCB自身が発行する“プロパーカード”です。
例:
楽天カード(JCBブランド)=楽天が発行
JCBオリジナルシリーズ=JCBが発行
どちらも使える店舗網やサイトなどは一緒なので使い勝手は変わらないのですが、一般的にプロパーカードは「還元率」などの点で提携カードに劣ることもあります。
(提携先独自の特典がある場合が多いため)
ですが、JCBはプロパーカードでも日常使いに強い理由があります。
JCBオリジナルの主な魅力
プロパー限定のポイント優遇プログラム
JCBオリジナルシリーズの魅力の一つが、対象の優待店でポイント還元率がアップする「ポイントアッププログラム」です。
Amazon.co.jpやスターバックス、セブン-イレブンなど、日常的に利用する店舗が多数対象となっており、通常よりも多くのOki Dokiポイントを獲得できます。
・スターバックス カードへのオンライン入金や、Starbucks eGiftの購入で最大20倍!
・Amazonの利用で最大4倍!
また、JCBは定期的に「ポイントアップ祭」と題したキャンペーンを実施しています。
これらの特典は、JCBオリジナルシリーズのプロパーカード限定で提供されているので、ここがJCBプロパーカードの魅力の一つです。

日常の買い物をよりお得に、そして楽しくしてくれますね。
このように、JCBオリジナルシリーズの「ポイントアッププログラム」は、実用性とワクワク感を兼ね備えた魅力的な特典です。
ステータス感、持つ楽しみ
言うまでもなく、クレジットカードは決済手段です。
だけど、同時に所持品でもあるんです。
そんなとき、「JCBのプロパー持ってるんだ」というちょっとした満足感があるんです。
まぁ、ここは好み、価値観ですけどね。でも、クレジットカード選びのファクターで、デザイン性、ステータス性って結構大事なんですね。

車に通ずる所ありますよね・・・
私が使っているJCBカード「JCB CARD W」

今、私がサブカードとして使っているのがJCB CARD W。
JCB W(JCB公式)
年会費永年無料
基本還元率1.0%(JCBカード内で最高)
Amazon・スタバなどでの優遇還元
39歳までしか申し込めない=年齢が過ぎると発行不可
年会費無料で常時還元率が1.0%というのは、スペックとして優秀です。
JCBプロパーの心地よさとお得感を兼ね備えながら、通常還元率も遜色ないので、発行できる年齢の方はとりあえず発行しておいて損のないカードだと思います。
メインは「三井住友プラチナプリファード」ですが、JCB Wも手放せません。
JCBカードのラインナップが増えている
以前はJCB WとJCB一般カードがメインでしたが、近年「JCB S」など新しい選択肢も増えています。
JCB CARD S
・年会費無料
・還元率は0.5%
・そのぶん優待施設・特典が充実
共に年会費は無料なので、SかWかは好みです。
JCBカードの“育てる楽しみ”
JCBカードには、プロパーカードならではの「カードランクを上げていく楽しみ」があります。
直接発行できる上位カードもありますが、使用実績を積み重ねていくと、公式からランクアップしませんか?と招待がくるイメージです。
JCB一般
↓
JCBゴールド
↓
ゴールド・ザ・プレミア(インビテーション)
↓
JCBプラチナ
↓
JCBザ・クラス(インビテーション)
でも正直、上位カードはお得なの?
正直なところ、日常使いのコスパで言えば「NO」。
プラチナ以上は、コンシェルジュサービス、ゴルフ、海外ラウンジなど、富裕層や経営者向けの内容が中心です。
日常のお得を享受したい、という層には正直持て余す特典で、年会費の方が圧倒的に高くついてしまいます。

それでも、上位カードへの道がある、っていうのはなんかワクワクするな
実用性アップ!JCBで投資信託の積立もOKに
これまでタマにキズ、の部分だったのですが、2025年5月から、JCBオリジナルシリーズもクレカ積立(投資信託)に対応しました。
松井証券、SBI証券など、名だたる証券会社で利用可能。今後も順次拡大予定です。
クレジットカードで投資信託を積み立てるだけで、それに対してもポイントが還元されるというこのサービス。
日常の決済だけでなく、貯金をしていてもポイントがもらえる。
投信の利益率に上乗せして、ポイント還元率も考慮する時代ですので、これは嬉しいですね。
ファミリー層にはうれしい「ディズニー優遇」

色々と言ってきましたけど、結局個人的にはこれに尽きます。
これ、声を大にして言いたい。
JCBはディズニーのオフィシャルスポンサーです!
JCBで溜まるOkidokiポイントは、多種多様なディズニー関連のグッズに交換できます。
ディズニーパスポートとポイント交換可能
ディズニー限定グッズと交換可能
USJ・ディズニー貸切ナイトの抽選あり
つまり、ポイントをためた先に、家族で楽しめる“ワクワク”が待ってるんです。
最後に:還元率じゃ測れない“お得”がある
確かに、楽天カードなどの方が単純な還元率は高いです。
でも、ポイントの「使い道」にワクワクできるって、数字以上の価値があると思いませんか?
「お金出して買うほどでもないけど、ポイントなら行ってみようか」
「来月、ポイント溜まるね。ディズニー行こうか」
そんな会話が自然と生まれる。
これが、JCBオリジナルシリーズの真骨頂かもしれません。
まとめ:JCBオリジナルシリーズは、ちょっと“いい感じ”をくれるカード
年会費無料でも実用的(特にW)
ポイント還元だけでなく、体験価値も提供
カードを“育てる”楽しみがある
ファミリー層にも嬉しいディズニー関連特典
派手じゃないけど、どこか惹かれる。
そんな「JCBオリジナルシリーズ」に、ちょっと触れてみてはいかがでしょうか。