ナガタニ家族を持ってから、クレジットカード選びが一気に難しくなりました。
ポイント還元率は気になる。
でも、カードを増やしすぎると管理が面倒。
かといって、何も考えず1枚だけ使うと、損をしているような気もする……。
私はこれまで、家計用・個人用を合わせて50枚以上のクレジットカードを発行してきました。
その結果、最強の1枚にたどり着いたのか。
結論から言うと、いまだに迷っています。
2025年までは三井住友カード プラチナプリファードの1枚運用。
2026年には、マイルを貯める楽しさを求めてJALカード CLUB-Aゴールドへ移行。
そして現在は、年間100万円利用で翌年以降の年会費が無料になる三井住友カード ゴールド(NL)と、年会費無料のJCB CARD Wを併用する運用を検討しています。
この記事では、特定のカードを「最強」としておすすめするのではなく、家族持ち会社員のリアルなカード運用と、何度もメインカードを変えてきた理由を紹介します。
我が家のクレジットカード運用の変遷
これまでの家計メインカードは、大きく次のように変わってきました。
| 時期 | 主に利用したカード | 選んだ理由・見直した理由 |
|---|---|---|
| 運用初期 | ANA TOKYUカード | ANAマイル目的。飛行機に乗る頻度が少なく見直し |
| その後 | JCB CARD W | 年会費無料・基本還元率を重視。当時はポイントを使いにくく感じた |
| 2025年まで | プラチナプリファード | SBI証券の積立と、1枚に集約できる手軽さ |
| 2026年 | JALカードゴールド | マイルを貯める楽しさを優先 |
| 2027年以降の候補 | NLゴールド+JCB CARD W | 年会費を抑え、節約と楽しさを両立 |
一見すると、方針が定まっていないようにも見えます。



実際、定まっていません。笑
ただ、生活スタイルや家族構成、ポイントの使い道が変われば、自分に合うカードも変わります。
クレジットカードは一度決めたら一生使い続けるものではなく、その時々の生活に合わせて見直すものだと考えています。
50枚以上使ってきたクレジットカード遍歴
私はこれまで、家計用・個人用を合わせて50枚以上のクレジットカードを発行・利用してきました。
多いですよね。
自分でもそう思います。
ただし、カード収集そのものが目的だったわけではありません。
独身時代は、年会費無料と還元率を重視。
結婚後は、家計管理のしやすさを重視。
子どもが生まれてからは、固定費や日常決済をできるだけ分かりやすくまとめることを重視するようになりました。
その時々でお得だと思ったカードを試した結果、気づけば50枚を超えていた、というのが正直なところです。
各社のキャンペーンに乗り、ポイントを取りこぼさないように使い分けていた時期もありました。
時間のある独身時代は、それも趣味として楽しめました。
しかし、家族を持ってからは、毎月複数の明細を確認するだけでも一苦労です。
還元率を0.5%上げるためにカードを何枚も管理するより、家計そのものを把握しやすくする方が大切だと感じるようになりました。
家族持ちのクレジットカード選びで重視していること
管理が破綻しないこと
還元率が高くても、管理できなければ続きません。
カードが増えると、次のような問題が出てきます。
- 引き落とし日や口座がバラバラになる
- どのカードで何を払ったのか分からなくなる
- ポイントの有効期限を管理できない
- 家族がどのカードを使えばよいか迷う
- 不正利用や請求間違いの確認が面倒になる
特に家族の支払いでは、本人だけが理解できる複雑な運用は長続きしません。
還元率よりも、家族に「基本はこのカードを使って」と説明できることを重視しています。
年間トータルで1%程度は還元してほしい
細かいポイント最大化にはこだわらなくなりましたが、一般決済で最終的に1%程度の還元は欲しいと考えています。
通常還元率が0.5%でも、年間利用特典を含めて1%以上になるなら選択肢に入ります。
年間200万円を決済した場合、還元率0.5%と1%では、単純計算で年間1万円の差です。
家族の生活費をまとめるカードは、特別な条件がなくても1%程度還元されるものを選びたいと考えています。
ポイントの使い道に納得できること
還元率と同じくらい大切なのが、貯めたポイントの使い道です。
プラチナプリファードでは、VポイントをWAON POINTへ交換し、毎月20日のウエル活で使っていました。
ウエル活の詳細についてはこちらの記事で紹介しています。


ウエル活は、家計の節約としては非常に優秀です。
ただ、何年か続けるうちに、少し飽きてしまいました。
日用品が安くなるのはありがたい。
でも、貯めたポイントがすべて洗剤やティッシュに変わっていく運用には、次第にワクワクしなくなりました。
節約だけでなく、旅行やディズニーなど、家族の楽しみに交換できるポイントも持ちたい。
現在は、この「ポイントを貯める楽しさ」もカード選びの基準になっています。
プラチナプリファード以前も、メインカードは定まらなかった
プラチナプリファードへ移行する以前も、家計のメインカードは何度か変わっています。
一時期は、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使い、ANAマイルを貯めていました。
日常の支払いでマイルが貯まり、旅行につながっていく感覚には魅力がありました。
ただ、当時はそれほど頻繁に飛行機へ乗る生活ではありませんでした。
マイルを貯めても有効に使い切れる機会が少なく、次第に我が家の生活には合っていないと感じるようになりました。
その後は、年会費無料で基本還元率も高いJCB CARD Wを利用しました。
とりあえず日常の支払いをまとめるカードとしては使いやすかったものの、当時のOki Dokiポイントは交換先や交換レートが分かりにくく、貯めた後の使い道に迷うことがありました。
ポイントは貯まりやすさだけでなく、使いやすさも大切です。
そんな中で登場したのが、三井住友カード プラチナプリファードでした。
基本還元率が1%あり、年間利用額に応じた継続特典もある。
さらに、SBI証券のクレカ積立でもポイントが貯まることに魅力を感じ、家計のメインカードをプラチナプリファードへ移行しました。
日常の決済から固定費、投資まで1枚に集約できるため、これまで複数のカードを使い分けていた私にとっては、非常に分かりやすい運用でした。
振り返ってみると、私のカード選びは常に、
- マイルを貯める楽しさ
- ポイントの使いやすさ
- 家計管理のしやすさ
- 年会費に見合う還元
の間で揺れています。
最も還元率が高いカードを探しているというより、その時の生活に合うポイントの貯め方と使い方を探してきたのだと思います。
プラチナプリファード1枚運用は、とにかく楽だった
長く家計のメインとして使っていたのが、三井住友カード プラチナプリファードです。
日常決済、固定費、高額決済、SBI証券のクレカ積立まで、ほぼすべてを1枚にまとめていました。


1枚に集約できることが最大のメリット
プラチナプリファードは基本還元率が1%あるため、使う場所を細かく考える必要がありません。
対象店舗では還元率が上がり、スマホのタッチ決済にも対応。
家族利用分も含めてポイントをまとめられるため、
とりあえず、このカードで払えばよい
という状態を作れました。
カード選びに悩む時間がなくなったことは、大きなメリットでした。
それでもメインカードをやめた理由
理由の一つは、年会費です。
年間利用額が一定ラインを超えれば、継続特典を含めて年会費を回収できます。
ただし、我が家の年間カード決済額は約200万円。
さらに上の特典を受けるには、年間300万円という壁があります。
無理に支払いを増やす必要はありませんが、「あと少しで特典」という状態になると、カードに支出をコントロールされているような感覚も出てきます。
もう一つの理由が、先ほど触れたポイントの使い道です。
Vポイントをウエル活に使う運用はお得でした。
ただ、お得であることと、楽しいことは別でした。
プラチナプリファードが悪いのではありません。
むしろ、家族の支払いを1枚にまとめたい人には、今でも使いやすいカードだと思っています。
それでも私は、違うポイントを貯めてみたくなりました。
JALカードゴールドへ移行した理由
2026年2月、家計のメインカードをJALカード CLUB-Aゴールドへ変更しました。
理由は、JALマイルを貯めたかったからです。
還元率や損益分岐点を計算すると、必ずしも最もお得な選択ではありません。
それでも、日々の生活費が少しずつ家族旅行へ近づいていく感覚には、Vポイントとは違う楽しさがありました。


マイルには分かりやすい目標がある
日用品の値引きも家計にはありがたいのですが、マイルには、
- 家族で飛行機に乗る
- 旅行へ行く
- 普段なら選ばない座席やサービスを使う
といった分かりやすい目標があります。
ポイントを確認するたびに、旅行へ少し近づいている感じがする。
このワクワク感を求めて、JALカードを選びました。
実際に使うと不便な部分もあった
一方、実際に家計のメインとして使うと、気になる部分も出てきました。
- 本会員と家族カードの年会費が高い
- 保有しているJALカードでは、スマホ決済の使い勝手が以前より落ちた
- コンビニや飲食店のポイントアップを受けるには別のカードが必要
- 旅行特典や付帯サービスを十分に使い切れない
JALマイルを貯める楽しさはあります。
しかし、家計のメインカードとして長期間使い続けるには、年会費と使い勝手のバランスが難しいと感じるようになりました。
そのため、次回の年会費が発生する前に解約する方向で考えています。
次の候補はNLゴールド+JCB CARD W
現在検討しているのが、三井住友カード ゴールド(NL)とJCB CARD Wの2枚運用です。
NLゴールドは年間100万円まで使う
NLゴールドは、対象店舗のスマホタッチ決済やSBI証券のクレカ積立に利用します。
家族の基本的な決済も集約し、まず年間100万円の利用を目指します。
NLゴールドは年間100万円を利用すると、毎年10,000ポイントの継続特典を受けられるからです。
なお、SBI証券のクレカ積立分は、年間100万円の利用額には含まれません。
積立だけで条件を達成できるわけではない点には注意が必要です。
貯まったVポイントは、これまでどおりWAON POINTへ交換してウエル活に利用する予定です。
家計の節約部分は、Vポイントに任せます。
JCB CARD Wは家族の楽しみに使う
JCB CARD Wは、Amazonやスターバックスなどの対象店舗を中心に利用します。
また、NLゴールドが年間100万円に到達した後は、一般決済をJCB CARD Wへ移す予定です。
JCBで貯めたJ-POINTは、東京ディズニーリゾートのパークチケットへの交換を目標にします。
- Vポイントは日用品
- J-POINTはディズニー
このようにポイントの役割を分ければ、家計の節約と家族の楽しみを両立できます。
2枚使い分ける面倒さは残る
もちろん、デメリットもあります。
プラチナプリファード1枚運用と比べると、カードの使い分けが必要です。
NLゴールドの年間利用額も確認しなければなりません。
ただ、細かく店舗ごとに使い分けるつもりはありません。
基本ルールは次の2つだけです。
- NLゴールドを年間100万円まで使う
- 100万円到達後はJCB CARD Wを使う
対象のコンビニや飲食店など、NLゴールドの還元率が高い場所だけは、100万円到達後もNLゴールドを使います。
この程度であれば、無理なく続けられそうです。
サブカードは「使う理由を説明できるもの」だけ残す
家計のメインカードとは別に、特定の用途だけで使うカードも残しています。
たとえば、
- スーパーで還元率が上がるカード
- イオンや映画館で使うカード
- アウトレットの駐車場優待を受けるカード
- ガソリンスタンドとEneKeyで使うカード
- 持っているだけで定期的にポイントを受け取れるカード
などです。
一見すると枚数は多いのですが、それぞれ残す理由と使う場所が明確です。
反対に、
- 年に一度使うか分からない
- 特典を使うためだけに店へ行く
- 数百円のポイントのために管理が増える
- 別のカードでほぼ代用できる
というカードは整理しています。
大切なのは、カードの枚数そのものではありません。
なぜそのカードを持っているのか説明できるか
だと思います。
家計用と個人用は分けている
我が家では、家族の生活費と個人の支出を分けています。
家族の食費、日用品、固定費、旅行などは家計用カード。
自分の昼食、趣味、個人的な買い物などは個人用カードです。
家計用は、家族にも分かりやすいシンプルな運用を重視。
一方、個人用では、楽天カード、Viewカード、Olive、ファミペイなどを用途に応じて使っています。
個人用の少額決済については、クーポンやポイントを細かく使い分けることもあります。
こちらは半分趣味です。笑
家計側まで同じことをすると管理が複雑になるため、家計と個人を分けることでバランスを取っています。
クレジットカードの正解は変わる
プラチナプリファード1枚運用は、管理が簡単で非常に快適でした。
JALカードゴールドは、マイルを貯める楽しさを教えてくれました。
そして次は、NLゴールドとJCB CARD Wを併用し、年会費を抑えながら節約と楽しさを両立しようとしています。
どの選択も、当時は自分なりに納得して選んだものです。
カードを変更したからといって、以前の選択が間違いだったとは思っていません。
生活環境や価値観が変われば、クレジットカードに求めるものも変わります。
まとめ|家族持ちのクレカ運用は「役割を決める」
家族持ちのクレジットカード運用で大切だと感じているのは、次の3点です。
- 家計の軸となるカードを決める
- サブカードは使う理由が明確なものだけ残す
- ポイントの使い道まで考えてカードを選ぶ
還元率だけで考えれば、プラチナプリファード1枚運用へ戻す選択もあります。
マイルを貯めたいなら、JALカードを継続する選択もあります。
年会費を抑えたいなら、NLゴールドとJCB CARD Wの組み合わせが候補になります。
何を最も重視するかによって、答えは変わります。
クレジットカードは生活の道具でありながら、少しだけ趣味でもあります。
お得さだけでなく、自分や家族が無理なく、少し楽しく続けられる形を選ぶことが大切なのだと思います。











