
DaVinci Resolveについて調べれば調べるほど「何が何だかわからない…」
そんな風に感じているあなた!
無料で使える高機能な動画編集ソフトとして人気のDaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)ですが、その分機能が多すぎて、初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかも、ネットで調べようとしても専門用語が多く、また断片的な情報となるため、結局「何をどう使えばいいのか」がわからない…。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな初心者の方におすすめの教則本を紹介します。
実際に私も購入・使用している本ですので、ぜひ参考にしてみてください。
※まず、そもそもDavinchResolveの動作が重くて困ってるんだけど・・・という方は、下記記事もご覧ください!
まずはこの1冊!
私もとりあえず教則本が欲しくて、ネットや実際の書店で探し回り、これが良いなと思った本を3冊ご紹介します!
『DaVinci Resolve 今日から使いこなす詳解ガイド Ver.19対応』(2025年4月発売)
DaVinci Resolveを初めて触る方に、まず自信を持っておすすめできるのがこの一冊です。
2025年4月発売の最新刊
STEP1〜STEP7まで体系的に構成
インストール方法からカラーグレーディングまで幅広い解説付き
この本の特徴は、「知りたいところだけをピンポイントで開ける構成」。
インストールから始まり、基本編集・カラー補正・音声編集・エフェクトなど、用途別にステップで分けられており、辞書的にも使える便利な一冊です。
✅ ネット情報との違いは?
ネット検索は、自分が“知っているキーワード”でしか調べられないため、どうしても知識が偏りがちです。
たとえば「ディゾルブのかけ方」は調べられても、「他にどんなエフェクトがあるのか?」まではなかなか届きません。
その点、書籍なら“知らなかったこと”も自然に目に入ってきます。
これが、動画編集ソフトを本で学ぶ大きなメリットです。

スマホだとダラダラ関係ないサイト見ちゃうけど、本だと集中して読めるから余暇時間にもおすすめ
Fusion機能も学びたいなら?
② 高機能動画編集ソフト DaVinci Resolve Fusion 今日から使える活用ガイド
先ほどの教則本はとても優秀ですが、「Fusion」機能についてはほとんど触れられていません。
Fusionとは?
DaVinci Resolveに搭載された合成・モーショングラフィックス機能で、AdobeでいうところのAfter Effectsにあたります。
正直、初心者のうちはFusionを使わなくても動画編集はできます。
ですが、表現の幅を広げたい方にとってはFusionは非常に強力な武器になります。

Fusion、使ってみたい・・・!
そんな風に思ったアナタにおすすめの書籍は、こちらです!
同じ!笑
そう、先ほどの書籍と同じシリーズです。なので、見やすさとか構成は同じ。著者が同じなのでテイストも似通っており、先ほどの書籍とのあわせもちとして最適です。

iPhone持ったらiPad持ったらラクだよね、的な・・・
こちらに関しては2024年発行の書籍で、Ver19対応とは謡われていません。
とはいえ、まずは根本的な概念から学びたいアナタにとって、最新版に対応した細かい機能の差は必要ありません。
むしりそのような流動性の高い情報こそネット検索に任せるべきです。
書籍の目的は、基礎の定着と知らなかった知識の発見です。
「カラグレ」に興味が出てきたら
『カラーグレーディング・トレーニングBasic』
こちらはちょっと番外編。
初心者向けと銘打ったこの記事で紹介するには、少し専門的かもしれません。
そもそもDaVinci Resolveは、「Blackmagic Design社」が開発した映像制作ソフトです。
編集ソフトといえば「Adobe Premiere Pro」が業界標準なのですが、ことカラーグレーディングの分野においては、DaVinci Resolveがプロ現場のスタンダードとなっています。
🎨 カラーグレーディングってなに?
「カラーグレーディング」、略して「カラグレ」なんて呼ばれたりしています。
色の補正・調整を通して、映像の雰囲気を演出する重要な工程です。
映画やドラマの制作現場には「カラリスト」と呼ばれる専門職が存在し、作品のトーンや世界観に合わせて色を細かく調整しています。
実はDaVinci Resolveは、もともとカラーコレクション専用ソフトとして誕生しており、その機能の豊富さと精度は、無料版であっても他の追随を許さないレベルです。
この本は、そんなDaVinciのカラーページに特化して解説した一冊。
著者のでもある鈴木佑介さんは、DaVinci Resolve認定トレーナーでもあり、また映像系のイベントなどにも講師として出演されることも多い、有名な方です。
YouTube動画の制作においては、カラグレは必須ではないかもしれません。
でも、ちょっと色を調整するだけで、映像の雰囲気や完成度は大きく変わるものです。
知識として「カラグレの世界がある」と理解しておくだけでも、他の人とは一味違う映像づくりができるはず。
カラグレは専門性が高く、用語も多いため、いきなりネットで調べてもなかなか情報が頭に入りません。
その点、体系的に構成された書籍なら、基礎から応用まで順を追って理解できるので安心です。
「色の世界」を少しのぞいてみたい方に、とてもおすすめの一冊です。
まとめ|初心者こそ“本”を1冊手元に
映像編集のスキルは、突き詰めれば「知識量」です。
引き出しが多い人ほど、やりたい表現にすぐ手が届きます。
だからこそ、初心者のうちはネットとあわせて、1冊の書籍をパラパラとめくりながら学ぶのが非常に効果的です。
今回ご紹介したうちの中でも、特に1冊目『DaVinci Resolve 今日から使いこなす詳解ガイド』は、
- 最新バージョンに対応
- 基本から応用まで網羅
- 読みやすく、調べやすい構成
と、初心者〜中級者まで幅広くおすすめできる一冊です。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。