TVやSNSで取り上げられることの多い「コストコ」。
でも行ってみたら「え?これがコストコ?」と思った人も多いはず。

正直、私もその一人です・・・
この記事では「良さがわからない」と感じる理由と、それがなぜ普通なのかを紐解きます。
コストコの良さがわからない人に多い「違和感あるある」
大量すぎて一般家庭には使いきれない問題
SNSでバッチリ予習!会員登録も済ませ、いざ出陣!
コストコでカートをガラガラ押しながら買い物を進めていくと、ふと気づくはずです。



ん?これ食べきれなくね?保存場所なくね?
コストコはアメリカ発祥の倉庫型卸売店。
その圧倒的品ぞろえと非日常感は魅力ですが、取り扱っている商品は基本的にアメリカサイズ!
1人暮らしや小家族だと「買ったは良いけど消費できない」という問題が起きがちです。
冷凍庫も限られた容量しかないため、日本家庭では大量保存が難しいのが現実。
そのため、通常のスーパー感覚で買い物に行くと「買えるものがない」状態に…。
業務スーパーの比ではないサイズ感です。
実際、小分け販売する店舗やスーパー内のコーナーもあるほど。
それだけ大量サイズが一般家庭にはハードルになるということですね。
「安い」は思い込み?意外と高くつくケース
量が多いぶん1パッケージあたりの価格は高額になりがち。
「コストコはお得!」という口コミも多いですが、私が行ったときの会計はまさかの2万5千円。
慌てて何品か棚に戻しました。
あれもこれもお得だからとまとめ買いする感覚ではなく、
「コストコでしか買えない人気商品をピンポイントで狙う」くらいの意識が必要です。
店舗までの距離と渋滞がネック
コストコは大型倉庫店なので、郊外にしかありません。
車必須で、週末は周辺道路が大渋滞。
「ちょっと寄って帰ろう」という立地ではないため、アクセス面の負担も大きいです。
「コストコが合わない」が普通な理由
家庭環境で向き不向きがハッキリ分かれる
- 食べ盛りの子どもを含む5人以上家族
- 複数家族で来店し購入後にシェアできる人
- 食事量がとにかく多い人
- 4人以下家族、特に1人暮らしや子どもなし
- 食費を抑えたい人
- 食材から自炊メインの人
SNSで話題の商品は誇張されがち
コストコ人気はSNS発信が多く、
どうしても“映える商品”やテンション高めのレビューが目立ちます。
実際はそこまででもないケースもあるので、情報は割り引いて受け止めるのが◎。
年会費の元を取るには利用回数が必要
コストコは年会費(約5,000円〜)が必須。
年間数回以上行かないと元が取れません。
逆に生活圏にあり頻繁に行ける人には価値があります。
筆者の体験談:最初は楽しかったけど…
初回はテンションMAX
広い店内やフードコートはワクワク空間!
なによりプルコギは本当に美味しい!(これはガチ)
さらにそのプルコギを使ったプルコギドックなる商品がフードコートにあり、これを食べに行くだけにコストコ行きたいまでは正直あります。




2回目以降で気づいた「これいらんかも」
ただ、何回か行くとやはり買い物自体にお得感を全く見出せませんでした。
会計が毎回高額になるため、買い物前に削る作業が必要に…。
日本製の商品が好きな私には海外製パッケージの魅力が薄く、
量の多さと価格で手を出しづらい場面が増えました。
それでもコストコが好きな人の理由も理解
私も、好きは好きです。何度も言いますが、フードコートは本当に素晴らしい。
フードコートのホットドッグ&ドリンクセットが200円未満という破格。
普通のスーパーでは買えない商品が多いのも魅力です。
もっと詳しく知りたい方へ
実際にコストコ会員になって行ってみた体験談・買い物レポートはこちらです。
コストコの会員登録から店内の雰囲気、実際に購入した商品や金額まで、写真付きで詳しく解説しています。


「合わない」と感じた人が無理に行かなくていい理由
年会費、大容量、保存問題などの懸念点がある以上、
自分のライフスタイルに合わなければ無理して通う必要はありません。
解約しても年会費が返金される制度もあるので、
一度試して合わなければスパッとやめるのもアリです。
私個人は、一年会員やりましたが、2回行っただけで解約しました。
現在のところ再契約の予定もありません。
それもそうですね。我が家はまだ夫婦2人と子ども一人。今でもまだ2歳です。
オムツとかベビー用品も安いのかな、と期待していた面もありましたが、そこまで劇的な差はなく。



食べきれない、保存しきれない、というのが解約の一番の原因でした。
まとめ:「良さがわからない」は普通の感覚
コストコが合わない理由は明確にあります。
最大の判断基準は「食べきれる?保存できる?」
グラム単価で見たら安い、お得な商品も沢山ありますが、なにより物量が多いので購入金額もバカになりません。
この記事が、あなたがコストコに入るか入らないかの、一つの判断基準になれば幸いです。