
JRの駅を利用しているとよく見かける「ビューカード」って実際どうなのよ
JRの駅を利用していると、リーフレットや中吊り広告でよく見かける「ビューカード」。
名前は聞いたことあるけど、楽天カードやPayPayカードのようにガンガンCMされてるわけでもないし、いまいちピンとこない…という方、多いんじゃないでしょうか?
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
ビューカード使用歴10年以上、ある日怒りにまかせて財布を部屋に投げつけた結果、中のビューカードが見事に真っ二つ。全く使えなくなり泣きながらサポートに電話した経験ももつ私が、愛と実体験を込めてご紹介します。

モノにあたるの、ダメゼッタイ
ビューカードの基本情報
溜まるポイントはJREポイント
ビューカードは、JR東日本が発行しているクレジットカードです。
最大の特徴は「JREポイント」が貯まること。
「JREってなんだ?」と思うかもしれませんが、Suicaチャージに使えるポイントと聞けば、グッと身近に感じるはず。
JREポイントはSuicaにチャージできる!
貯まったJREポイントは1ポイント=1円でSuicaにチャージ可能。
Suicaはコンビニ・飲食店・交通など、ほぼ何にでも使える万能選手。
つまりビューカードは、日々の支払いをお得に変える生活密着型のカードなんです。
基本還元率は0.5%も、使い方次第で爆上がり
ビューカードの基本的な還元率は0.5%です。
標準的なクレジットカードの還元率と同等ですが、昨今は年会費無料でも1%還元のクレジットカードも多いので、ここだけ見るとあまり魅力的には映りません。
しかし、使い方次第では、大化けします!
利用シーン | 還元率 |
---|---|
通常利用(クレカ支払い) | 0.5% |
モバイルSuicaチャージ | 1.5% |
えきねっと・定期券購入などJR東日本のサービス | 3.0% |
上記に加え、モバイルSuicaで鉄道に乗車した際には、別途「鉄道利用ポイント」として2%分のJREポイントが付与されます(対象路線・条件あり)。
つまり、例えば「えきねっとで特急券を購入 → モバイルSuicaで乗車」という流れで利用すれば、
ビューカードによる決済で最大3%+乗車による2%=実質5%相当のポイント還元も狙えるというわけです。
さらに定期券の購入でもポイントが貯まるのは嬉しいところ。
定期券購入は、皆さん高額の出費かつ必要経費となるため、ここでのポイント還元率が高いカードは嬉しいものです。
なお、この「鉄道利用ポイント」は、モバイルSuicaにJRE POINTアカウントを連携登録しておくことで自動で貯まります。
設定していない方は、要チェック!
なお、モバイルSuica定期券は「起点 or 終点にJR東日本の路線を含めばOK」なので、自宅最寄りが私鉄でも利用できる可能性があります。これは見逃せません!
ビューカードには種類がある!選び方のポイント
ビューカードの公式サイトに、一覧が記載されていますが、ビューカードといっても実は十数種類あり、目的に応じて選ぶべきカードが変わってきます。
以下はその一例です。
● カード選びの目安
こんな人に | カード名 |
---|---|
クレカ・Suica・定期券を1枚にまとめたい | Viewカード スタンダード |
ゴールドカードが欲しい | Viewカード ゴールド |
年会費無料で持ちたい | ビックカメラSuicaカード |
エキナカ(アトレ・グランスタなど)をよく使う | JRE CARD(旧JRE POINTカード) |
ルミネ・ニュウマンで買い物が多い | ルミネカード |
それぞれのカードは、年会費・還元率・特典のバランスが微妙に異なるので、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
基本的には、オリジナルシリーズも良いですが、提携カードで自分にあった特典をプラスする方がお得になる可能性は高いです!
私のおすすめは「ビックカメラSuicaカード」一択!
個人的に強くおすすめしたいのが、ビックカメラSuicaカードです。
- 年会費実質無料(初年度無料/年1回利用で翌年度無料)
- モバイルSuicaチャージで1.5%還元
- ビックカメラでの買い物時は10%還元(現金同等)
- Suica・定期券・クレジット機能も1枚に集約可能
通常利用で、JREポイントが0.5%還元、そしてビックカメラポイントも0.5%還元で、合わせて1.0%還元されます。
通常のViewカードはJREポイントの0.5%還元だけが基本なので、これだけでちょっとお得です。

「ビックカメラあんまり行かないけど…」
という方も問題なし。
実はこのカード、還元率もそうですが、「実質年会費無料」で持てるのが最大のメリットなんです。
年間一回以上のご利用で、翌年の年会費が無料、と記載してあります。
これはSuicaへのチャージも含まれますので、基本の使い方は以下の通りです。
・ビックカメラSuicaカードでモバイルSuicaにチャージ
・日々の買い物・電車利用はモバイルSuicaで支払う
ViewカードからモバイルSuicaへのチャージは、特約店扱いでポイント還元率が3倍になります。
つまりこのルートでJREポイントが「1.5%還元」。(※ビックカメラポイントは還元なし)
これは楽天カード(通常1%)より高いです。
Suicaは駅ナカ・コンビニ・飲食店など、街中でも使えるシーンがとても多いため、無理なく“生活決済を一本化”できます。
正直、これ1枚で生活は完結すると言っても過言ではありません。
まとめ|Suicaを使っているなら、ビューカードは絶対チェック!
ビューカードは、使い方次第で日常の出費を大きく節約できるクレジットカードです。
特に以下に当てはまる人は、ぜひ導入を検討してみてください。
- 通勤・通学にJRを利用している
- モバイルSuicaを日常的に使っている
- 定期券をクレジットで買っている
- エキナカやルミネで買い物をする
特に「モバイルSuica定期券 × ビューカード」の組み合わせは破格の還元率を誇るので、持たない理由がありません!

そこは、ビューカードでしょ!