「間違えるのが怖い」と感じたあなたに。ファーストチェス理論からの学び

Diary ~雑記~
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ナガタニ

会社勤めと家庭の両立に疲れ、在宅ワークと配当金で生計を立てる「サイドFIRE」を達成したいと無謀な夢を見る30代、一児の父であるおっさんによるブログです。似たような悩み、考え、憧れを持っている方に反面教師となるのか成功例となるのか、見守って頂けると幸いです。
数年後、行き倒れているのか達成しているのか果たして……

所持資格:
国内旅行取扱管理士
FP2級
サウナスパアドバイザー などなど

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5秒考えても30分考えても、結果は大体一緒

仕事していて、「判断ができないなぁ」と悩んだことありますか?

日常生活で、「優柔不断だなぁ」と悩んだことないですか?

ナガタニ
ナガタニ

私は、毎日です。笑

30年以上かれこれ生きてきましたが、「自分の意志で決断する」という能力が、どうにも大きく欠けている自覚があります。

自分なりに原因とか考えてみたところ

・責任を負いたくない
・判断基準を持っていない
・心配事が先に立つ

こういった思考回路に陥っています。
そして、現状維持を選択し、なんとなくやっているように誤魔化し、周りの環境なり誰かがコトを進めたらそれに乗っかる。そんな人生でした。

こんな自分に嫌気もさしていたので、色々と本なりネットなり調べていたところ、冒頭のような言葉を見つけました。

ファーストチェス理論

「5秒考えても30分考えても、結果は大体一緒」

これは、ファーストチェス理論というみたいです。
ファーストチェス理論とは、チェスを打つ際、5秒で考えた手と30分かけて考えた手が、86%同じであるという理論です。
つまり、チェスの名人が直感で選んだ手と熟考して選んだ手は、ほとんど変わらないということ。

これを、我々の生活や仕事に置き換えてみると

長いこと考えても、直感で出した答えとほぼ同じなのだから、まずはやってみて経験積んでみようということになるでしょうか。

ナガタニ
ナガタニ

考えるな!感じろ! 当たって砕けろ! 口を動かすな!手を動かせ!

意識してよかった点

一つの参考として、この言葉を意識するようになりました。
すると、いままで色々な思考が巡り、ぐっとストップしてしまっているときの手助けとなってくれました。

経験を積むことで判断基準が広がる

自分の中でぐるぐる考えても、出る結論は大きく変わらない。
それならば即断即決で実行に移し、経験値を積んだ方が自分の判断基準が広がることにつながる。

こうして結果という事例が積みあがることで、また即断の精度もあがっていく、ということです。
もちろん、時には振り返りを行うことが重要です。

心配事に時間を取られない

心配事が先に立つと、どうしても「こう思われたりしないかな」とか「こんな結果になったらどうしよう」なんて考えることで、また思考の沼にハマりがちです。
これも、5秒でえいや!と実行に移してしまうことを意識すれば、心配事に悩む時間もなく、また結果的にそれは杞憂に終わることも多いです。
そうした実体験を積むことで、心配することと行動に移すこと、どちらがより効率的なのかを天秤にかけることができるようになります。

レスポンスが早くなる

5秒で考えているのだから、当たり前ですね。笑
最近、仕事ではチャットツールを当たり前に使う世の中です。
このチャットツールというのが曲者で、メールのような部分もあり、また対面に相手がいないため、よほど意識しないと条件反射で即レスをしている人は少ないのではないでしょうか。

なまじ、文章として打つツールなだけに、推敲したり相手の顔を想像してしまったり・・・
これが1対1の会話だったら、10秒も20秒も返事に黙ることはないのに、同じ1対1でもチャットだと、相手の回答帰ってくるのに10秒以上経つのは当たり前ですね。それが余計な思考に入り込まれる間を産んでしまっているかもしれません。

そのような間を防ぐ意味でも、なるべくその文面を見た瞬間に思ったことを、打ち返すようにしましょう。それがチャットツールのメリットでもあると思います。

気をつけるべきところ

14%は異なる考えが浮かぶ

このファーストチェス理論も、86%同じであると謳っているように、必ず即断即決した答えと、考えぬいた結果が同じになる訳ではない。むしろ14%も異なる、と考えたらそれはそれで結構多い印象です。

なので、当たり前と言えば当たり前ですが、闇雲に即断即決すればよい、ということではありません。
まずは正誤の判断はついた上で、その上で五分五分のようなこと、または自分だけではどうにもならないようなこと、たとえば仲間への問いかけとかですと、早めに相談した方が吉となる場合も多いので、そういうときにはこの理論に後押ししてもらって、即断するのが良いでしょう。

判断するのは結局自分

ファーストチェス理論、というだけあり、これはチェス騎士の統計結果に基づいた理論です。
チェス騎士、しかも記録を取れるレベルの方の指す手は、一定以上のレベルに裏打ちされた指し手である、という前提は忘れてはいけません。
つまり、大前提として「そもそも間違っている」ようなことであれば、それは間違いを正してから行動しないと、思わぬ大事故につながるよ、ということです。

そうすると、結局堂々巡りになり「考えて」しまいますが、一つこの理論を意識しているだけでも、決断の過程が変わるのかな、という感じです。

まとめ

ちょっと優柔不断だな、とかいつも行動が遅いんだよな、とか悩んでいるとき、少しでも今回紹介したこの言葉

5秒考えても30分考えても、結果は大体一緒

これが、頭の中に浮かんできてくれると、ひとつ行動の助けになるのではないでしょうか。

ナガタニ
ナガタニ

考えても仕方ない! とりあえずペヤング超大盛を食べるぞ!

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