ナガタニ流しそうめん、やったことありますか?
私は、正直ありませんでした。
というのも、流しそうめんとは長い竹を割って水路を作り、10人以上が集まって、陽キャの皆様がわいのわいのと自宅の庭でパーティーをするときにすなるもの。
陰キャの私には縁のないイベントだと思っていたのです。
しかし、ある日妻からこんな情報が。



回転する流しそうめんがあるらしい。子連れでも大丈夫で、1家族だけでもできるみたい
私の中にあった流しそうめんの概念が、一つ壊れました。
今回訪れたのは、箱根湯本温泉「天成園」の庭園内にある茶屋「たまだれ庵」
各テーブルに設置された回転式の流しそうめん機を使い、少人数でも気軽に流しそうめんを楽しめます。
我が家は3歳の子どもと一緒に利用しましたが、これが思っていた以上に楽しい。
この記事では、たまだれ庵の料金や受付方法、待ち時間、駐車場、子連れで利用して感じた注意点まで紹介します。


天成園「たまだれ庵」の流しそうめん基本情報
先に、今回利用した流しそうめんの基本情報をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 箱根湯本温泉 天成園の庭園内「たまだれ庵」 |
| 形式 | テーブルに設置された回転式そうめん流し |
| 制限時間 | 60分 |
| 料金 | Aセット2,200円、Bセット1,500円※訪問時 |
| 幼児料金 | 店頭メニューでは無料 |
| 受付方法 | たまだれ庵で現地受付 |
| 予約 | 公式には事前予約の案内なし |
| 天成園への入館 | 流しそうめんと庭園散策だけなら日帰り温泉の入館手続きは不要 |
| 雨天時 | 公式案内では休業の記載あり |
| 駐車場 | 天成園の駐車場を利用可能 |
料金や営業日などは変更される可能性があります。訪問前に天成園の公式サイトで最新情報をご確認ください。
公式案内では、金・土・日・祝日は11時から15時、月〜木曜日は12時から15時まで営業。
ラストオーダーは14時30分で、14時以降は食べ放題の時間が短くなる可能性があります。
月〜木曜日は、そうめん流しのみの営業です。
流しそうめんの料金とセット内容
訪問時のメニューは、AセットとBセットの2種類でした。


Aセット:大人2,200円・小学生1,500円
- そうめん流し・60分おかわり自由
- やまめの唐揚げ
- 天ぷら3種
- ドリンクバー
Bセット:大人1,500円・小学生750円
- そうめん流し・60分おかわり自由
- ドリンクバー
店頭のメニュー表示では、どちらも幼児無料となっていました。
我が家はAセットを選択。
Bセットとの差額は大人700円ですが、やまめの唐揚げと天ぷら3種が付くため、個人的にはAセットがおすすめです。
3歳児と天成園の流しそうめんへ行ってきた
流しそうめんがあるのは庭園内の「たまだれ庵」
流しそうめんを楽しめる「たまだれ庵」は、箱根湯本にある温泉宿・天成園の庭園内にあります。
天成園は宿泊や日帰り温泉を利用できる施設ですが、たまだれ庵と庭園は建物の外側にあります。
そのため、流しそうめんを食べるために日帰り温泉の入館料を支払う必要はありませんでした。
天成園の建物横から庭園へ入ると、川や滝、池などが整備された散策路が続きます。


[写真:天成園と川が写った外観/1回目の2枚目]
庭園の見どころは「飛烟の瀧」と、その奥にある「玉簾の瀧」
玉簾の瀧は注連縄が掛けられている滝で、もう一方の背の高い滝が飛烟の瀧です。
天成園の敷地内にありますが自由に見学でき、庭園の見学時間は8時から17時と案内されています。




滝の前は水音と木々に囲まれ、箱根湯本の市街地から少し入っただけとは思えない雰囲気。
実際に気温を測ったわけではありませんが、滝の近くでは体感的にもかなり涼しく感じました。
庭園を奥へ進むと、茶屋風の建物「たまだれ庵」が見えてきます。


土曜日のお昼でも待ち時間はなかった
私たちが訪れたのは、土曜日のお昼時。
混雑を覚悟していましたが、流しそうめんの待ち時間はありませんでした。
ただし、これはあくまで我が家が訪問した日の話です。
店員さんは店内の対応で忙しそうにしており、入口付近で待っていても、すぐには声を掛けられませんでした。
そのため、店内のスタッフにこちらから、
「流しそうめんを利用したいのですが」
と声を掛けて案内してもらいました。
公式サイトでは、茶屋入口にある内線電話でスタッフへ申し付けるよう案内されています。
混雑時やスタッフが見当たらない場合は、入口の内線電話を利用しましょう。


予約はできる?
公式サイトには、そうめん流しの事前予約について明確な案内がありません。
一方で、受付方法は「茶屋入口の内線電話でスタッフへ申し付ける」とされているため、基本的には現地での受付と考えてよさそうです。
我が家も予約せず、当日に直接訪れて利用しました。
ただし、夏休みや連休中の混雑状況は分かりません。
遠方から流しそうめんを目的に訪れる場合は、事前に天成園へ営業状況を電話で確認しておくと安心です。
回転式流しそうめんを実際に体験
テーブルの上をそうめんがグルグル回る
流しそうめん専用席は、たまだれ庵の屋外テラスにあります。
各テーブルの中央には、透明な回転式そうめん流し機が設置されています。
長い竹の上流と下流で熾烈なそうめん争奪戦を繰り広げる、あの流しそうめんとは少し違います。
水がテーブルの周囲をグルグルと循環するため、取り逃がしたそうめんも、しばらくすると再び目の前に戻ってきます。
平和です。
流れる速さも、子どもが挑戦できる程度。
少人数でも楽しめ、家族3人で利用するにはちょうどよいサイズでした。


3歳児には「麺が流れる」だけでおもしろい
まず、目の前を水がグルグル回っていることがおもしろい。
そこにそうめんが流れると、さらにおもしろい。
3歳の子どもは、流れてくるそうめんをフォークで捕まえ、めんつゆに入れて食べていました。
多少取り逃がしても、そうめんは再び戻ってきます。
普通にそうめんを出しただけでは、ここまで食事に集中してくれないでしょう。
「自分で捕まえて食べる」という体験が加わるだけで、子どもにとっては立派なアトラクションになります。


そうめんは60分おかわり自由
そうめんは、60分間おかわり自由です。
最初は、ざるに盛られたそうめんが運ばれてきます。
これを少しずつ流しそうめん機へ投入。
一度に大量に入れると、流しそうめんというより、そうめんの交通渋滞が発生しますから、
少量ずつ流した方が、長く楽しめました。
そうめんは、安価な食べ放題にありがちなボソボソした食感ではありません。
つるっとしたのど越しで、普通においしいそうめんです。
めんつゆには、鹿児島県の唐船峡めんつゆが使われていました。
薬味はネギとショウガ。
ドリンクバーも付いているため、子どもがジュースを飲める点も助かります。


Aセットのやまめの唐揚げがおいしい
Aセットには、天ぷら3種とやまめの唐揚げが付いています。
特においしかったのが、やまめの唐揚げ。
頭から尻尾まで丸ごと揚げられており、パリパリとした食感で食べられます。
川魚を丸ごと食べると、一気に「箱根へ来た感」が増しますね。
そうめんだけでは少し物足りない大人にも、ちょうどよい組み合わせでした。
価格差を考えても、初めて利用するならAセットを選んでよいと思います。


子連れで利用して感じた良かった点
テラス席なので周囲に気を遣いすぎなくてよい
流しそうめんの席は、店内ではなく屋外のテラス席です。
完全な個室ではありませんが、通常のレストランよりも開放的。
子どもが多少声を出したり、席でモゾモゾしたりしても、店内ほど周囲に気を遣わずに済みました。
屋根や日よけもあるため、直射日光はあまり気になりません。
周囲には滝や木々があり、夏でも比較的涼しく食事を楽しめました。
一方で屋外なので、虫は多少います。
虫が苦手な人や、小さな子どもと利用する場合は、虫よけを準備しておくと安心です。
食事に飽きても庭園を散歩できる
3歳児との外食で困るのが、親が食べ終わる前に子どもが飽きること。
たまだれ庵の周辺には、アヒルや鯉がいる池がありますので、
流しそうめんに飽きたら、親が交代で子どもを散歩へ連れ出すこともできます。
池では、アヒルや鯉への餌やりも楽しめます。
公式サイトでも、庭園のアヒルや鯉、餌やりが庭園の楽しみ方として紹介されています。


食事だけで終わらず、滝や池を含めて一つのお出かけになる点は、子連れにはかなり魅力的でした。
利用前に知っておきたい注意点
雨天時は休業する可能性がある
流しそうめん席は屋外です。
公式サイトには雨天休業の記載があるため、雨の日や天候が不安定な日は注意が必要です。
当日に雨が降りそうな場合は、出発前に天成園へ営業状況を確認した方がよいでしょう。
14時以降は60分利用できないことがある
公式案内では、14時以降に注文した場合、閉店時間の関係で食べ放題時間が60分より短くなる可能性があるとされています。
確実に60分楽しみたい場合は、遅くとも13時30分頃までには受付を済ませるのがおすすめです。
混雑の可能性も考えると、お昼の早い時間に訪れる方が安心でしょう。
トイレの場所は先に確認しておくと安心
流しそうめんのテラス席周辺には、分かりやすいトイレ表示が見当たりませんでした。
小さな子どもと利用する場合は、注文時にトイレの場所もスタッフへ確認しておくと安心です。
服が濡れる心配はほとんどない
「流しそうめん」と聞くと、水が跳ねて服が濡れそうなイメージもあります。
しかし、実際にはテーブル上の機械を水が循環しているだけなので、普通に食べている分にはほとんど濡れません。
特別な服装や着替えは必要ありませんでした。
ただし、3歳児がテンション高く水へ手を突っ込まない保証はありません。
また周りには池や滝など水辺も豊富で、川にそのまま浸かれる足湯ならずぬ足水もありますので、
念のため、子どもの着替えやタオルがあると安心です。
天成園へのアクセスと駐車場
箱根湯本駅からは徒歩約12分
天成園は、箱根湯本駅から徒歩約12分です。
箱根湯本駅前から旅館送迎バスも運行されていますが、時間帯によって運行間隔が空くため、徒歩やタクシーも選択肢になります。
流しそうめんだけを目的にするなら、電車で訪れることも十分可能です。
車の場合は狭い道に注意
我が家は、3歳児連れということもあり、自家用車で向かいました。
箱根湯本駅周辺は、週末になると渋滞しやすいエリアです。
さらに、天成園周辺は宿泊施設が立ち並ぶ細い道を進みます。
道幅が狭いうえに、対向車や歩行者もいるため、大型車は少し注意が必要です。
アルファードやヴェルファイアなどの大型ミニバンでは、対向車とのすれ違いに少し気を遣うと思います。
カーナビには電話番号ではなく、天成園の住所「神奈川県足柄下郡箱根町湯本682」または「玉簾の瀧」を設定するよう、公式サイトで案内されています。
天成園の駐車場を利用できた
駐車場は、天成園の敷地内駐車場を利用しました。
公式サイトによると、駐車場は立体・平面を合わせて170台分。立体駐車場には高さ2.1メートルの制限があります。
我が家が利用した際は、たまだれ庵の会計時に駐車券を提示し、5時間分の無料処理をしてもらえました。
ただし、公式サイトの駐車場案内では、日帰り温泉利用者は5時間無料、一般利用は30分ごとに500円と案内されています。
たまだれ庵だけを利用した場合の駐車サービスについては、公式サイト上で明確に案内されていません。
会計時に駐車券を提示し、無料サービスの対象になるか確認してください。
流しそうめんと一緒に天成園の温泉・宿泊も楽しめる
今回は流しそうめんと庭園散策だけで帰りましたが、天成園は宿泊と日帰り温泉がメインの施設です。
日帰り温泉は午前10時から翌朝9時まで営業しており、屋上の天空大露天風呂やサウナも利用できます。
ただし、おむつが取れていない子どもは大浴場を利用できません。
3歳児と一緒に温泉へ入る予定の場合は、事前に利用条件を確認してください。
流しそうめんだけでも十分楽しめますが、
- 流しそうめん
- 庭園散策
- 日帰り温泉
を組み合わせれば、天成園だけで半日近く過ごせそうです。
宿泊すれば、箱根湯本の渋滞や帰りの時間を気にせず、温泉もゆっくり楽しめます。
天成園の流しそうめんがおすすめな人
たまだれ庵の流しそうめんは、次のような人におすすめです。
- 流しそうめんを一度体験してみたい
- 大人数ではなく、家族だけで楽しみたい
- 小さな子どもが楽しめる食事を探している
- 箱根で少し変わったランチを食べたい
- 温泉だけではない箱根湯本のお出かけ先を探している
竹を使った本格的な流しそうめんとは少し違います。
それでも、水の中を流れるそうめんを自分ですくって食べる楽しさは十分に味わえました。
私自身、40歳近くにして人生初の流しそうめん。
3歳の子どもと一緒に初体験できたことも含め、良い思い出になりました。
我が家はこの後、そのまま御殿場プレミアム・アウトレットへ向かいました。
箱根湯本で流しそうめんを楽しんでから御殿場方面へ抜けるなど、日帰りドライブへ組み込みやすいのも魅力です。


まとめ|子連れでも手軽に流しそうめんを体験できた
箱根湯本温泉・天成園の庭園内にある「たまだれ庵」では、1家族でも気軽に回転式流しそうめんを体験できます。
3歳の子どもでも、流れるそうめんをフォークですくいながら楽しめました。
そうめんは60分おかわり自由。
Aセットには、やまめの唐揚げや天ぷらも付いており、味とボリュームにも満足できました。
さらに、食事の前後には玉簾の瀧や飛烟の瀧、アヒルや鯉がいる池を散策できます。
単なるランチではなく、流しそうめんと庭園散策をセットで楽しめる、ちょっとしたレジャーです。
これまで流しそうめんに縁がなかった私でも、手軽に初体験できました。
思っていた以上に楽しかったので、我が家もまたリピートしたいと思います。
次回は流しそうめんだけでなく、天成園の日帰り温泉や宿泊も一緒に楽しんでみたいところです。











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