
ブログを書いていると、手が止まってしまうことってありますよね。
伝えたいことある。
気になるニュースがでてきた。
この商品をレビューしたい。
頭の中に文章が浮かび、さぁいざ書こうと思ったのに、なかなか進まない──。
その原因は、「確認作業の多さ」にあると、私は考えています。
- 論理的に伝わっているか
- 情報は正確か
- 誤字脱字はないか
- 表現は適切か
このようなチェック項目が次々と浮かんできて、どんどん書く手が止まっていく……。
その結果、モチベーションが下がり、「もう今日はいいや」となってしまうのです。
この記事では
・ブログをやっているけどアイデアが出ない
・アイデアはあるけど文章化が進まない
・とにかく作業時間が足りないので、良い記事ができない
・ブログに対するモチベーションが低下している
こんな方々にとって、参考になれば幸いです。
構成を記事として残せない・・・
アイデアはある。でも文章化できない…
私もずっとこの悩みに悩まされてきました。
通勤中や歩いているときにブログのアイデアがふっと浮かんでくる。
でも、いざ文章にしようとすると手が止まる。
「iPhoneだと打ちにくいから」「時間がないから」と、いろんな理由をつけて書けない自分を正当化していました。
でも、あるとき気づいたんです。

ブログって、一人でこなすにはタスクが多すぎるんじゃないか?
構成を考え、情報を調べ、読者に伝わるように書き、読み返して修正して……さらにはPVをあげるためにはSEO対策も行わないといけない。
これを一人でやるのは、正直しんどい。
しかも行って返ってを繰り返すので効率もあがらない。
でも今は、そういう時代ではありません。
AIの力を借りるのが当たり前になってきました。
ChatGPTを活用するという選択
「AIでブログを書く」というと、ちょっと抵抗がある方もいるかもしれません。
たしかに、すべてをAIに任せるとそれはもう“自分のブログ”ではなくなってしまいます。
でも、思い出してください。
ブログを始めた理由は何でしたか?
副業のため?
稼げると聞いたから?
それでもブログを選んだのは、「文章を書くのが嫌いじゃなかった」からじゃないですか?
または「人に何かを伝えたい」という気持ちがあったはずです。
であれば、面倒なタスクはAIに任せて、自分自身は“伝えたいこと”に集中できる環境を作る。
それが、モチベーションの復活にもつながります。
私自身、このやり方でブログ更新のハードルがぐっと下がり、書く楽しさを取り戻せました。

書き始めたら最後まで止まらない、この感覚が大事よね
ChatGPTを使ったブログ執筆の手順
では、私が実際に行っているChatGPT活用手順をご紹介します。
これが全ての正解ではないと思いますが、参考までに。
ChatGPTへのスクリプトの投げ方とか、もっと正解はあるとは思います。
① まずは「殴り書き」でとにかく書く
- 構成や論理性は一切気にしない
- 頭に浮かんだことをそのまま書く
- 最後まで書ききる(途中で終わらせない)
口語体でもOK。音声入力でもOK。とにかく「文字にして残す」ことが大事です。
あとから整理するための“素材”をまずは用意します。
② 殴り書きをChatGPTに投げる
「殴り書きしたけど、読みづらい」「構成がバラバラ」という状態の文章を、ChatGPTに以下のように投げます。
- 記事を殴り書きしたので見てください
- 構成がとっちらかっているので整えてほしい
- 見出しも付けてほしい
- あまり宣伝感は出したくないです
- 文体は親しみやすくしたいです
こんな感じで“お願い”するイメージです。
WordPressでCocoonを使っている人は「Cocoon形式でお願いします」と加えると、見出し構成も合った形にして返してくれます。

実際のスクリプト画面です。
たぶん、ChatGPTへの指示の投げ方としてはおおいに間違っているはずです。笑
でも、結局今回のキモはそこではなく、そういう部分も含めて考えてしまうとひっかかって何も進めなくなるので、とりあえず完成させるのが第一です。

ChatGPTの使い方は、また書籍とかで勉強しましょう・・・
③ ChatGPTの提案をベースに肉付けしていく
たとえば、今回のブログ記事だと、私の殴り書きはこんな感じでした。



長文、失礼しました。笑
だんだんと書きながらテンションがあがって筆が進んでいるなぁ、という感じが伝わると幸いです。
そこまで内容として破綻しているとは思わないのですが、
やはり句読点や文節ひとつとっても見づらいし、
誤字脱字も多いし、
このテンションで進むと無駄な要素も増えて、どんどん散らかりそうな雰囲気が出ていますね。
で、ChatGPTから返ってきたのが、今回の文章です。



おぉ・・・なんかそれっぽくまとまってきた。笑
もちろんこのままコピペでも完成なのですが、それだとどうにも味気がないので・・・
・表現を自分らしく
・情報を追加したり修正
・順番や構成はなるべく変えない
読みながら、「ここ違うな」「ここ足したいな」と感じた部分を修正するだけで、
ぐっと“自分の記事”になります。
またこのタイミングで、表などの挿入も行います。
最初に推敲で、ChatGPTが提案してくれることも多いです。
もし提案がなければ自分で(ここに表を入れたい)などと記載しておくと、次の推敲で検討が進みます。
そして見出しのタグを入れておくとあとあと混乱しません。<h1><h2><h3>
といった類のものですね。
④ 再度ChatGPTに投げて整えてもらう
肉付けが終わったら、再度ChatGPTに投げて推敲・整形してもらいます。

こう伝えると、先ほどと同じように、きれいに整った記事として返ってきます。
これは人間の推敲でもあるあるなんですが、
「さっき言ったことと違うじゃん」という部分も大いにあります。
なのでここからはもう全て受け入れているとまた散らかってしまうので、
自分で良いと感じた部分は直さないでいきましょう。
表の部分は、独立してやると良いです。
表だけ、別途HTMLで出してもらい、再度にCocoonエディタに貼り付ける際に、自分で別途貼り付けましょう。
⑤ 最後に、自分で情報の整合性をチェック
AIは便利ですが、100%正しいとは限りません。
特に数字や日付など、ミスがあると信頼を損ねる部分は、最終的に自分で確認しましょう。
「ここ、数字違っていると思うけど再度精査してくれる?」などと細かく1個1個聞いて、自分で直すイメージです。
ここまで来ると、作業は“検品”です。
文章執筆中にいちいちやるのに比べると、気持ちの負担も少なくなっているはずです。
書きたい気持ちに集中するためのAI活用
ブログは、書きたい気持ちがあってこそ続けられるものです。
でも、タスクが多すぎてその気持ちが削られていくことも多い。
だからこそ
書きたい気持ちは自分で持つ
書くための“整える作業”はAIに任せる
この分担ができるようになると、自然とモチベーションも上がり、
更新のハードルも下がっていきます。
「うまく書けない」「進まない」と感じていた方にとって、この方法が一つのヒントになれば嬉しいです。
まとめ
・書けない原因は、タスクの多さと確認作業の多さ
・ChatGPTは、構成や推敲など“整える作業”が得意
・自分は書きたいことに集中すればOK
・最終確認はしっかり自分で
これが、AIのひとつの使い方かなと思います。
自分はいまこれでブログ作業がはかどるようになりました。
皆さんも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

一度、自分以外の意見を取り入れる、って作業において大事だよね